屋根のモニエル瓦とは?セメント瓦との違い・塗装の方法
あま市・津島市・愛西市・清須市・大治町・名古屋市を中心に外壁塗装・屋根塗装・屋根工事・雨漏り・防水工事・リフォーム専門店モレナシホームです。
こちらのアドバイス集で外壁塗装・屋根塗装・屋根工事・雨漏り・防水工事・リフォームにアドバイスや最新情報をお届けします。きっとお役に立てる情報もあると思いますので是非参考にしてください
ご自宅の屋根、モニエル瓦ではありませんか?
セメント瓦と似て非なるモニエル瓦。その特性を理解しないまま塗装すると、早期の劣化や施工不良を引き起こす可能性があります。
この記事では、モニエル瓦ならではの特徴や劣化状況のチェックポイント、塗装時に特に注意すべき「スラリー層」への対処法、最適な塗料の選び方、費用相場、そして具体的な塗装手順までを網羅。
正しい知識とノウハウを身につけ、大切な住まいの屋根を長持ちさせるための最適なメンテナンス方法を見つけましょう。
1.モニエル瓦を塗装する前に知っておきたい特徴と必要なポイント
モニエル瓦の塗装は、一般的な瓦とは異なる特性を理解し、適切な手順を踏むことが重要です。
美観の維持だけでなく、屋根材としての機能を長く保つためにも、塗装前に以下の点を押さえておきましょう。
- モニエル瓦特有の性質を把握する
- 現在の劣化状況を正確に確認する
- 塗装工事における特別な注意点を理解する
これらのポイントを事前に知ることで、失敗のない塗装工事に繋がります。次からは、それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。
1-1.モニエル瓦の特性
モニエル瓦は、その独自の構造と製造工程から、一般的なセメント瓦とは異なる特性を持つ屋根材です。
この瓦はセメントと砂を主成分としたコンクリート瓦であり、製造時に表面にセメント系着色材を塗布し、高温で硬化させることで「スラリー層」と呼ばれる着色層を形成しています。
このスラリー層がモニエル瓦特有の性質を生み出します。
モニエル瓦の具体的な特性としては、以下の点が挙げられます。
<モニエル瓦の特性>
- スラリー層を持つ
- 塗膜が劣化しやすい
- コケやカビが発生
- 重量がある
- 吸水性が高い
これらの特性により、長年の使用で表面の塗膜が剥がれやすく、吸水性が高まることでコケやカビが発生しやすくなります。
特にスラリー層は、通常の塗装時に塗料の密着を阻害する原因となるため、適切な下地処理が不可欠です。
したがって、モニエル瓦のメンテナンスや塗装を検討する際には、これらの独特な特性を深く理解し、適切な施工方法を選択することが非常に重要となります。
1-2.モニエル瓦の劣化状況のチェックポイント
モニエル瓦の塗装を検討する際は、その劣化状況を正確に把握することが極めて重要です。瓦の劣化状態によって適切な補修方法や塗装の可否が異なり、見誤ると施工不良や早期の再劣化につながるためです。特にモニエル瓦は、表面の着色層(スラリー層)の特性から、一般的な瓦とは異なるチェックポイントが存在します。
<モニエル瓦の劣化チェックポイント>
- 色あせや変色
- コケやカビの発生
- 塗膜の剥がれ、膨れ
- ひび割れ、欠け
- スラリー層の粉化、剥離
これらの状態を総合的に確認することで、モニエル瓦の寿命を延ばし、適切なメンテナンス計画を立て、効果的な塗装工事を実施することが可能になります。
1-3.モニエル瓦塗装の際に留意すべき事項
モニエル瓦の塗装は、一般的な屋根塗装とは異なる特別な注意が必要です。特に、モニエル瓦特有の「スラリー層」の適切な処理と、専用の塗料選びが施工の成否を大きく左右します。これらを怠ると、塗料の剥がれや施工不良に繋がりかねません。
留意すべき事項は以下の通りです。
- 「スラリー層」の徹底した除去と適切な下地処理
- モニエル瓦の特性に合わせた専用塗料の選定
これらの注意点を押さえることで、長持ちする美しい仕上がりが期待できます。具体的な対応については、以降の項目で詳しく解説します。
「スラリー層」の取り扱いに注意!施工不良を防ぐために
モニエル瓦の塗装において、「スラリー層」の適切な取り扱いは施工不良を防ぐ上で極めて重要です。
モニエル瓦の表面には、着色セメントである「スラリー層」が形成されていますが、この層は経年劣化により脆弱化し、チョーキング現象などを引き起こします。
劣化したスラリー層を適切に除去せずに直接塗料を塗布してしまうと、塗料が瓦本体にしっかりと密着せず、早期の剥がれや膨れといった施工不良の原因となります。
劣化したスラリー層を適切に処理しないと、以下のような問題が発生します。 <スラリー層未処理の問題>
- 塗膜の剥離
- 塗装の早期劣化
- 再塗装の必要性
- 美観の損なわれ
したがって、モニエル瓦の塗装では、高圧洗浄によるスラリー層の徹底的な除去と、場合によっては専用の下地処理剤(シーラー)の使用が不可欠です。
これらの適切な下地処理こそが、長期的な塗膜の耐久性と美しい仕上がりを保証するために最も重要な工程となります。
2.モニエル瓦に最適な塗料の選び方
モニエル瓦の塗装では、その特殊な性質に合致した塗料を選ぶことが極めて重要です。
モニエル瓦は、表面に着色セメント層である「スラリー層」を持つため、一般的な屋根材とは異なる特性があります。この層が劣化していると、通常の塗料では密着不良を起こしやすく、早期の剥がれや不具合に繋がるため、適切な塗料選びが塗装の成否を分けます。
モニエル瓦に最適な塗料を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。 <最適な塗料のポイント>
- 専用下塗り材必須
- スラリー層除去後
- 高い密着性
- 耐候性・耐久性
- 遮熱機能の有無
このように、モニエル瓦の特性を理解し、その状態に応じた専用の塗料を選定することで、塗装の効果を最大限に引き出し、長期にわたり屋根を保護し美観を保つことができます。
3.モニエル瓦塗装の費用相場
一般的な戸建て住宅(塗り面積50~80㎡)の屋根塗装にかかる費用は25~40万円です。
しかし、この費用はあくもあでも目安になります。屋根の劣化状況や使用する塗料により、価格は変動します。
4.モニエル瓦の塗装作業手順
<塗装作業の主要工程>
- 高圧洗浄
- 下地調整・下塗り(場合によっては下塗り2回)
- 中塗り
- 上塗り
これらの工程を一つ一つ確実に実行し、適切な塗料を用いることで、モニエル瓦の特性を最大限に活かし、長期間にわたる美しい仕上がりと屋根の保護効果を実現できます。
5.まとめ
モニエル瓦の屋根を長持ちさせるためには、その特性を理解した上で、専門的な知識と適切な対応が不可欠です。モニエル瓦は、一般的なセメント瓦とは異なる独特な製造工程と構造を持つため、適切なメンテナンスを行わないと、かえって劣化を早めたり、予期せぬトラブルや追加費用が発生するリスクがあります。特に表面の着色スラリー層への対応は専門的な判断が求められます。
モニエル瓦のメンテナンスを成功させるには、以下の点が重要です。
<モニエル瓦の注意点>
- 適切な現状診断
- 専用の施工技術
- 長期的な視点
- 信頼できる専門家
- コストと品質の検討
したがって、専門家による的確な診断と、モニエル瓦の特性に合わせた最適なメンテナンス計画を立てることが、建物の美観維持と資産価値向上、そして将来的な大規模修繕費用の抑制に繋がります。
↓他のアドバイスの目次はこちら
フォームでのご相談や質問・無料診断・お見積もりの
ご依頼は24時間受付しています。
下記お問い合わせフォームからのご相談には、24時間以内に返信しています。携帯電話メールアドレスへの返信が、携帯電話側のセキュリティのために届いていないことがあります。その場合は、お手数をおかけいたしますが、もう一度、下記メールアドレスへご連絡ください。
Mail:info●morenashi.com (●は@に置き換えてください)



