外壁塗装の基礎知識を解説!塗料の種類や工事の流れ、費用相場も紹介
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外壁塗装は、住まいの美観を保つだけでなく、建物を守る重要な役割を担っています。
外壁の種類と役割、耐用年数の基礎知識として、外壁塗装の重要性や塗料の種類と耐用年数について解説します。
外壁のトラブルとその原因、対処法では、モルタル壁のリフォームにおける塗装材の選び方や、サイディングの塗り替えとメンテナンスの重要性をご紹介します。
理想の外壁を実現するために、施工実績を参考にイメージ作りのポイントを掴みましょう。
外壁塗装の基礎知識を解説!塗料の種類や工事の流れ、費用相場や業界の課題点も紹介
外壁塗装は、建物を保護し美観を維持するために不可欠です。
外壁塗装が重要な理由は、建物を雨水や紫外線から守り、建物の寿命を延ばすことです。 また、美しい外観は、建物の価値を高めます。
<外壁塗装の目的>
- 建物の保護
- 美観の維持
- 資産価値向上
これらの目的を達成するために、定期的な外壁塗装が推奨されます。 適切な時期に外壁塗装を行うことで、建物の寿命を延ばし、快適な住環境を維持することができます。
外壁材の多様性と特徴
外壁材は、住宅の顔となるだけでなく、建物を保護する重要な役割を担っています。
・モルタル
・金属サイディング
・窯業系サイディング
・ALCパネル
様々な種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。これらの外壁材は、デザイン性、耐久性、メンテナンス性などが異なり、建物の環境やニーズに合わせて選ぶことが重要です。それぞれの材料については、これから詳しく見ていきましょう。
● モルタル
モルタルは、セメントと砂、水を混ぜて作られた素材で、職人が手作業で塗り上げるため、独特の風合いが魅力です。
しかし、以下の理由からひび割れが発生しやすいというデメリットがあります。
<モルタル壁のひび割れ原因>
- 乾燥収縮
- 地盤の変動
- 温度変化
- 施工不良
これらの要因により、モルタルはひび割れやすく、そこから雨水が浸入して内部の腐食につながる可能性があります。定期的な点検とメンテナンスが重要になります。
ひび割れを発見した場合は、早めに補修を行うようにしましょう。
● 金属サイディング
金属サイディングは、優れた耐久性と意匠性が魅力です。
金属サイディングは、他の外壁材と比較して、耐候性、耐震性、断熱性に優れている点が特徴です。
<金属サイディングのメリット>
- メンテナンス性
- デザインの豊富さ
- 軽量性
- 耐久性
- 断熱性
これらのメリットにより、長期的に建物を保護し、美観を維持することが可能です。金属サイディングは、建物の価値を高めるための有効な選択肢と言えるでしょう。
●窯業系サイディング
窯業系サイディングとは、セメント質と繊維質を板状に成型したもので、現在多くの住宅に多く使われています。
セメントなどを成型して作るため、様々なデザインを表現でき意匠性が高いところが特徴です。
窯業系サイディングは、築10年程度でチョーキング(塗膜の粉状化)が発生します。
外装へ塗る塗料によっても異なりますが、一般的には、10~20年程度で塗り替えが必要です。
● ALC
ALC(軽量気泡コンクリート)は、外壁材として優れた特性を持っています。
ALCの主な特徴は、軽量でありながら高い断熱性と耐火性を持つことです。
<ALCのメリット>
- 断熱性能が高い
- 耐火性能に優れる
- 軽量で施工が容易
- デザイン性が高い
- 耐震性が期待できる
これらの特性から、ALCは快適な住環境を実現し、火災のリスクを低減するのに役立ちます。
また、軽量であるため建物への負担が少なく、デザインの自由度も高いため、多様な外観を実現できます。
外壁塗料の種類や耐用年数について
外壁塗料を選ぶ際、種類と耐用年数の知識は不可欠です。適切な塗料選びは、建物の保護性能を向上させ、長期的なメンテナンスコストを削減します。
塗料を選ぶ上で考慮すべき点は多岐にわたります。
<塗料の種類>
- シリコン塗料
- フッ素塗料
- 無機塗料
これらの塗料は、それぞれ特徴的な耐用年数と機能を持っています。
シリコン塗料は、耐候性・に優れ、コストパフォーマンスが良いとされます。
フッ素塗料は、非常に高い耐久性を持ちますが、価格も高くなります。無機塗料は、耐候性、耐火性に優れ、近年注目されています。
したがって、予算、求める耐久性、建物の環境などを総合的に考慮し、最適な外壁塗料を選択することが重要です。
外壁塗装の費用相場とコストの要因
外壁塗装の費用相場は、建物の規模や塗料の種類によって大きく変動します。
外壁塗装の費用を左右する要因は複数存在します。これらの要因を把握することで、見積もり内容を理解し、適切な価格で工事を行うことができます。
塗料の種類 | 特徴 | 耐候年数 | 価格(1缶当たり) |
---|---|---|---|
シリコン塗料 | よく使われる塗料で、価格と機能のバランスが良い | 約8年 | 15000~40000円 |
フッ素塗料 | 耐候性を優先する方にお勧め塗料。長期間に渡り、建物を保護する。 | 約12年 | 40000~100000円 |
無機塗料 | 高い耐候性を持つ。塗料の劣化要因である紫外線・雨・熱から建物を守る。 | 約18年 | 50000~120000円 |
塗料のグレード、建物の形状、下地の状態なども費用に影響を与えるため、詳細な見積もりを取ることが重要です。
外壁塗装工事の主な流れ
外壁塗装工事は、
①足場の組立
②高圧洗浄
③下地処理・シーリング
④養生
⑤外壁下塗り
⑥外壁中塗り・外壁上塗り
⑦付帯部塗装
⑧点検
⑨足場解体、清掃
これらの工程を経て、美しい外観と建物を守る外壁が実現します。
①足場の組立
足場の組立は、外壁塗装工事の安全と品質を確保する上で非常に重要な最初のステップです。
作業員が安全に、かつ効率的に作業を行うための基盤となるからです。
足場が不安定だと、作業員の転落事故につながるリスクが高まり、塗装の品質にも悪影響を及ぼす可能性があります。
水しぶきや塗料などが近隣のお宅へ飛散しないようにメッシュシートも取付します。
②高圧洗浄の実施
高圧洗浄は、外壁塗装の仕上がりを左右する重要な工程です。
外壁に付着した汚れを高圧洗浄でしっかり落とすことで、塗料の密着性を高めることができるからです。もし汚れが残ったまま塗装してしまうと、塗膜が剥がれやすくなる原因になります。
高圧洗浄を丁寧に行うことで、塗料が持つ本来の性能を最大限に引き出し、美しい仕上がりと長期的な保護を実現します。
③下地の処理・シーリング
外壁塗装における下地処理は、塗料の性能を最大限に引き出すための重要な工程です。
下地処理が不十分だと、塗料の剥がれや膨れが発生し、期待される耐久性が得られません。
・ひび割れを専用の樹脂材で埋める
・シーリングの打ち替え
・金属材のサビや汚れを落とすケレン作業をする
これらの作業は、既存の汚れや劣化部分を除去し、塗料が密着しやすい状態にするために行われます。
高圧洗浄で汚れを落とし、ひび割れなどは補修材で埋めます。
また、古い塗膜を研磨し、塗料の密着性を高めます。最後に、塗料が付着しては困る箇所を養生します。
適切な下地処理を行うことで、塗料の耐久性が向上し、美しい仕上がりを長期間維持することができます。
④養生
養生は、外壁塗装工事において、塗料が飛び散るのを防ぐために非常に重要な工程です。
養生は、塗装しない部分を保護する目的で行われます。塗料が付着すると困る場所をビニールやテープで覆い、汚染から守ります。
丁寧に養生することで、塗装後の清掃の手間を省き、美しい仕上がりを保つことができます。
養生の品質は、最終的な仕上がりに大きく影響するため、丁寧な作業が求められます。
⑤外壁の下塗り
外壁塗装における下塗りは、塗料の性能を最大限に引き出すための重要な工程です。
下塗りの主な役割は、外壁材と上塗り塗料との密着性を高めることです。下塗りを怠ると、塗膜の剥がれや膨れが発生しやすくなり、塗装の寿命を著しく縮めてしまいます。
外壁材 | 相性の良い下塗り塗料 | 役割 |
---|---|---|
サイディング | シーラー | 吸い込みを防止する |
モルタル | フィラー | ひびを埋める |
金属外壁 | プライマー | 上塗りと密着度を高める、錆びの進行を抑える |
下塗りは塗料の密着性を高めるだけでなく、外壁材の吸い込みを防ぎ、塗料の使用量を抑える効果もあります。
また、下地を補強し、錆の発生を抑制するなど、外壁を長期的に保護する役割も担っています。適切な下塗りを行うことで、上塗り塗料の性能を最大限に発揮させ、美しい仕上がりと耐久性を実現することができます。
⑥外壁の中塗り・外壁上塗り
外壁塗装の中塗りと上塗りは、美観と保護機能を高める重要な工程です。
中塗りと上塗りの役割は、下塗りだけでは得られない塗膜の厚みを確保し、耐久性を向上させることです。
<中塗りと上塗りの役割>
- 塗膜の厚みを確保
- 耐久性を向上
- 美観性の向上
これらの工程を丁寧に行うことで、塗料本来の性能を最大限に引き出し、長期にわたって建物を保護します。
⑦付帯部塗装
外壁の他に付帯部も塗装します。
・軒天
・破風、鼻隠し
・雨樋
・庇
・水切り
などがあります。
業者によって、塗るか塗らないか違うため見積りをよく見て、業者へ確認するようにしましょう。
⑧点検
塗装工事後の点検は、仕上がりの美観だけでなく、塗膜の機能性や耐久性を確認する重要な機会です。
手抜き工事や見落としがないかをチェックすることで、将来的なトラブルを未然に防ぐことができます。
<点検のチェック項目>
- 色ムラ、塗り残しがないか
- 塗膜のひび割れ、剥がれがないか
- 付帯部分の塗装状態
- 周辺への塗料飛散
これらの項目をしっかりと確認し、不備があれば業者に是正を依頼しましょう。
⑧足場の解体、清掃
足場の解体と清掃は、外壁塗装工事の最終段階です。
これらの作業を丁寧に行うことで、美しい仕上がりを保ち、近隣住民への配慮にも繋がります。
完了報告や保証書などを受け取って引渡しが完了します。
また、工事後は保証内容に従って定期的な点検が行われます。
外壁塗装工事にかかる期間と工程の詳細
外壁塗装工事の期間は、建物の規模や塗料の種類、天候などによって大きく変動します。一般的には、1ヶ月程度が目安となります。
工事期間を左右する要素は以下の通りです。
<工事期間を左右する要素>
- 建物の規模
- 塗料の種類
- 天候条件
- 作業員の人数
- 下地の状態
これらの要素が複雑に絡み合い、工事期間を決定します。
外各工程にはそれぞれ重要な意味があり、丁寧な作業が求められます。
天候によっては作業が中断されることもあり、工期が延びる可能性があります。
梅雨の時期などは湿度が高く、塗料も乾きにくいため工期が延びやすい傾向があります。
余裕を持ったスケジュールで計画することが大切です。
外壁塗装業者の選び方と信頼性のポイント
外壁塗装業者選びは、家の寿命を左右する重要な決断です。複数の業者から相見積もりを取り、価格だけでなく、施工実績や提供される塗料の種類、丁寧な見積もり内容を比較検討しましょう。
さらに、アフターフォローや保証制度の有無も確認し、安心して任せられる業者を選びましょう。これらのポイントを押さえることで、信頼できる業者を見つけ出すことができます。
相見積もりを取る
外壁塗装で優良な業者を選ぶためには、相見積もりが不可欠です。
複数の業者から見積もりを取ることで、価格の妥当性を判断できるだけでなく、各社の提案内容や対応を比較検討できるからです。
<相見積もりの重要ポイント>
- 費用の比較
- 提案内容の比較
- 業者の対応
- 適正価格の把握
- 契約内容の確認
これらの情報を総合的に判断することで、悪質な業者を避け、信頼できる業者を見つけることができます。
施工実績などを確認する
外壁塗装業者を選ぶ際、施工実績の確認は非常に重要です。
実績を確認することで、業者の技術力や得意とする施工、過去のトラブル事例などを把握することができます。
これにより、安心して工事を任せられる業者かどうかを見極める判断材料となります。
確認すべきポイントは以下の通りです。
<確認すべきポイント>
- 施工事例の豊富さ
- 類似物件の有無
- 口コミや評判
- 保証やアフターサービス
- 資格や許可の有無
これらの情報を総合的に判断することで、信頼できる業者を選ぶことができます。
施工実績は、業者の信頼性を測る上で非常に重要な指標となるため、必ず確認するようにしましょう。
詳しい見積書を出してくれる業者を選ぶ
詳しい見積書を出してくれる業者を選ぶことは、外壁塗装を成功させるための重要なポイントです。
<見積書で確認すべき項目>
- 塗料の種類
- 塗料のメーカー名
- 塗布量
- 工程
- 使用する材料
- 各工程の費用
- 保証内容
これらの項目が詳細に記載されているかを確認することで、業者の信頼性を見極めることができます。不明な点があれば、必ず質問し、納得できるまで説明を求めることが大切です。
詳細な見積もりを提示してくれる業者を選ぶことで、安心して外壁塗装を任せることができるでしょう。
アフターフォローや保証の内容をチェックする
アフターフォローや保証は業者選びで重要です。
外壁塗装は、施工後の不具合が発生する可能性もゼロではありません。業者選びの際には、アフターフォローや保証の内容をしっかりと確認し、書面で残しておくことが大切です。
<確認すべきポイント>
- 保証期間
- 保証内容
- 対応の早さ
- 無償補修の有無
- 定期点検の有無
保証期間や内容はもちろん、対応の早さや無償補修の有無、定期点検の有無なども確認しておきましょう。万が一の事態に備え、安心して任せられる業者を選びましょう。
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