外壁塗装でコーキングは重要です!
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こちらのアドバイス集で外壁塗装・屋根塗装・屋根工事・雨漏り・防水工事・リフォームにアドバイスや最新情報をお届けします。きっとお役に立てる情報もあると思いますので是非参考にしてください。
外壁塗装において下地処理はとても大事な工程になります。
下地処理の中でも得に重要となってくるのがコーキング(シーリング)になります。
今回はその重要な役割を担うコーキング(シーリング)についてご説明します。
コーキング(シーリング)とは?
コーキング、シーリング、シールなど業者によって呼び方が様々ありますがどれも同じ工事になります。
近年、外壁材はサイディングボードやALCパネルなどの壁面材が多くの家で使用されています。
そのパネルとパネルをつなぐ目地部分に使用されるのが弾性のコーキング材です。
コーキング(シーリング)は経年で劣化してしまうため定期的な打ち換え工事が必要となってきます。そのため定期的に塗り替えが必要な塗装工事と同じタイミングで行うのが一般的になります。
コーキング材が使用されてる場所
サイディングボードの隙間
外壁材のサイディングボードやALCパネルなどには必ず目地と呼ばれる隙間ができてしまいます。
その目地にコーキング材を使用して隙間を埋めてあげる必要があります。
窓ガラス等のサッシ廻り
サッシの廻りには建物に開口となる穴が開けられており、そこにサッシ枠をはめ込みます。そのためサッシ枠の縁に隙間ができてしまいます。その隙間をコーキング材で埋めてあげることで外部からの侵入を防ぎます。
配管やパイプ周り
配管やパイプは屋外から屋内に通じている設備になります。そのためこちらも隙間ができないようにコーキングで塞いであげることが重要になります。
コーキング(シーリング)の役割
壁材同士の緩衝材
サイディングやパネルは壁材同士が緩衝して破損してしまうのを防ぐために隙間を開けて設置します。その隙間の目地部分にコーキング材を充填するのですが、弾性のある材質のため衝撃を吸収してくれる役割があります。
防水効果
壁材の目地や開口部の周りにコーキングを施すことにより水の浸透を防ぐことができます。
コーキングが適切にされていないと壁の内部に水が浸透して雨漏りの原因になることもあります。
外壁やクラック(ひび割れ)の補修
サイディングやモルタル壁にクラック(ひび割れ)が発生した場合、補修にコーキングを用いて補修することができます。
コーキング(シーリング)の寿命は?
一般的に外壁で最初に劣化していくのがコーキング(シーリング)になります。
雨風や紫外線の受ける量などでコーキング(シーリング)の寿命は変わってきますが、目安としてはひび割れが発生してきたり、コーキング材が痩せてきてしまうのが5~7年で、一般的な寿命として10年前後と言われています。
コーキング(シーリング)の劣化のサイン
ひび割れ
コーキング(シーリング)が劣化してくると細かいひび割れが発生してきます。
破断
ひび割れを放置していると劣化は進行してしまい、コーキング(シーリング)が破断してしまいます。
剥離
コーキング(シーリング)が目地に密着しなくなった状態で、隙間ができてしまうことをいいます。
欠損(下地材が見えてしまっている)
劣化した状態を放置していると劣化はどんどん進行していきます。
劣化した状態が進んでいくとバックアップ材(青いテープ)が露出してしまいます。
バックアップ材が見えている場合は雨漏りなどが起きる心配がありますので、早急に対応した方がよいです。
「増し打ち」と「打ち替え」とは?
コーキング(シーリング)工事には「増し打ち」と「打ち替え」があります。
増し打ち
古いコーキングを残したまま、その上から新しいコーキング材を充填する。
上記の写真はコーキングを増し打ちしたため、コーキングが薄くなり破断しました。
打ち替え
古いコーキングを撤去して、新しいコーキングを充填する。
コーキングを打つ場所によって適した方法は変わってきます。
外壁材がサイディングの場合は基本的に全て打ち替えをさせていただいております。
様々な条件を吟味し、最適な方法で施工させていただいております。
コーキング(シーリング)作業手順
①施工前
②古いコーキング撤去
③マスキングテープ、プライマー塗布
④コーキング充填
⑤コーキングならし
⑥マスキングテープを剥がす
コーキング(シーリング)について理解できましたでしょうか。
コーキング(シーリング)は外壁塗装において重要な役割を担っています。
モレナシホームではいつでもご相談承ります。
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