外壁タイルはメンテナンスが必要です!劣化症状やメンテナンス方法をご紹介します!
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こちらのアドバイス集で外壁塗装・屋根塗装・屋根工事・雨漏り・防水工事・リフォームにアドバイスや最新情報をお届けします。きっとお役に立てる情報もあると思いますので是非参考にしてください
外壁のタイルはメンテナンスフリー!
そんな風に思われている方も多いのではないですか。
しかし!外壁のタイルにはメンテナンスが必要です。
今回はそんなタイル外壁の劣化症状やメンテナンス方法、費用相場をご紹介させていただきます。
外壁タイルは無機質で耐候性が◎
外壁材には無機質の外壁材と有機質の外壁材があります。
無機質は石や砂、金属、ガラスなどの自然から採取される物質です。
使用されているタイルは土や石、砂などの自然素材を1000度以上の高温で焼き固めて作られています。
そのため無機質の外壁材になります。
劣化しにくく、重厚感や高級感のある仕上がりになります。
無機物は劣化することなく自然界に存在し続けることができる物質のため、無機物からできているタイル自体も高い耐久性を持っています。
耐久性が高く、高級感もある建材です。
☆外壁塗料も「無機塗料」は耐用年数が長いです
上記でもお伝えした通り、無機物はもともと自然界に存在する物質のため紫外線や雨水に大変強い性質を持っています。
塗料においても100%無機塗料を作ることができれば半永久的に劣化しない…のかもしれません。
しかし、塗膜を形成する樹脂が有機物質でしかつくることができないため完全な無機塗料は存在しません。
ですが、無機物の耐候性・耐久性を活かした無機塗料は存在しています。
耐候性が高く、耐用年数の長い塗料が良い方にはオススメの塗料になります。
外壁タイルはメンテナンスフリーなの?
外壁タイルは劣化しにくいので、「メンテナンスフリー」と言われることもあります。
しかし!外壁のタイルはメンテナンスが必要です!
外壁のタイル自体は非常に強い耐久性を持っています。
そのため、タイル自体の耐用年数はとても長いです。
ですが、タイルを張り付けている接着剤や目地の耐用年数は約10年とされています。
そのため他の外壁と同様に約10年に一度はメンテナンスを行う必要があります。
年数が経つと目地は建物の動きに耐えきれなくなり、ひび割れを起こします。
そこから雨水が外壁タイルの裏面に侵入して建物自体を劣化させる要因になります。
そのため、メンテナンスが必要になってくるのです。
外壁タイルのメンテナンスが必要な症状
外壁タイルの時のメンテナンスは
・定期的にメンテナンスが必要な箇所
・劣化が確認された時にメンテナンスが必要な箇所
の2つがあります。
定期的にメンテナンスが必要な箇所
・外壁タイルの表面の汚れ(白華現象・カビ・苔)
外壁タイル表面の汚れのお手入れとしては洗浄が有効です。
高圧洗浄などで水洗いすると表面の汚れが落ちて綺麗な状態を保つことができます。
また、手の届く範囲であればご自身でも洗浄することができます。
しかし、汚れが酷い場合やタイルが欠落している場合は補修が必要になります。
☆タイル外壁によくある「白い汚れ」これは??
白華現象「エフロレッセンス」と言います。
これは雨水と目地のコンクリートに含まれる物質が化学反応を起こして。白い汚れが流れでてしまう現象のことを言います。
このような症状が出ている場合は酸洗いをして綺麗に落としましょう。
・目地(コーキング)
目地は耐用年数が10年程で、ひび割れや亀裂が生じてしまうため、コーキングの打ち替えが必要になります。
定期的にメンテナンスが必要な箇所
・タイルの浮き
タイルを接着するモルタルや接着剤が劣化するとタイルが浮いてきてしまいます。
しかし、タイルの浮きは見た目だけではわからないことも多いです。
そのため定期的にプロに定期診断をしてもらい早期にメンテナンスを行うことがオススメです。
打診棒を使用してタイルの劣化状態を診断します。
タイルの外壁の場合は打診棒を使用することで異常のある箇所を割り出すことができます。
タイルが浮いている場合は乾いた軽い音や空洞になっているため響くような音がします。
異常がある箇所と異常が無い箇所では明らかに音が違うため、これによりタイルの浮きや剥がれなどを予測することができます。
・タイルのひび割れ
耐候性や耐傷性が高いタイルですが、外部からの衝撃によってタイル自体にひびが入ってしまったり、欠けや割れが発生することがあります。
地震や衝撃によってタイルにひびが発生することがあります。
放置しておくとひびに汚れが溜まってしまったり、内部に雨水が侵入してしまい耐久性を弱らせることに繋がってしまいます。
ひび割れを発見したらタイルの交換を行うようにしましょう。
・タイルの剥がれ・欠損
タイルの浮きを放置していると、タイルの剥がれが発生します。
タイルの剥がれが発生した場合は原因によって補修方法が変わってきます。
そのため、まずはプロに点検してもらうようにしましょう。
外壁タイルのメンテナンス方法
モルタルの補修
湿式工法で施工された外壁タイルにおいて、目地や接着面のモルタルのメンテナンスを行う必要があります。
軽いヒビ程度であればエポキシ樹脂でひびを塞ぎ、モルタルを増し打ちすることで対処が可能です。
しかし、タイルが浮いてしまっているような場合は内部の補修を行う必要があります。
コーキングの打ち替え
外壁タイルにとって最も傷みが出やすい部分が目地やサッシ周りのコーキング部分になります。
お住まいの立地条件によっても異なってきますが、耐用年数は大体約10年程になります。
また、コーキング材には耐用年数の長い15年の耐久性をもつコーキング材もありますので、是非ご相談をお願いします。
タイルの交換
タイル自体が割れてしまったり、欠落してしまった場合は新しいタイルを張り付けします。
費用が高くなってしまいますが、総張り替えする方法もあります。
しかし、必要な箇所のみ新しいタイルを張り付けるといった方法が一般的になります。
ただし、同じタイルが手に入らなくなっていることもありますので、その場合は似ている色のタイルを使用します。
☆タイルの外壁の塗装は必要ないの?
外壁タイルは塗装の必要はありません!
タイル自体は耐候性や耐傷性にとても優れているので変色や劣化などが起こりにくいです。
タイルの耐用年数は40年以上です。
ですが、耐久性のある塗料でも耐用年数は15年~25年程です。
つまりタイルよりも耐用年数の低い塗料を塗っても意味をなさないのです。
そして、一度塗装をしてしまうと耐用年数に応じて再塗装が必要になってしまいます。
つまり本来メンテナンスが必要のない箇所にお金がかかってしまうことになるのです。
しかし、悪徳業者の中には外壁がタイルであっても塗装を勧めてくる業者もいます。
タイルには塗装は必要がないことを認識しておきましょう!
いかがでしたでしょうか。
外壁タイルのメンテナンス方法は理解できましたでしょうか。
モレナシホームは外壁タイルのメンテナンスも承っております。
お気軽にご相談ください。
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