塗装に必要な塗料の量の計算方法
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こちらのアドバイス集で外壁塗装・屋根塗装・屋根工事・雨漏り・防水工事・リフォームにアドバイスや最新情報をお届けします。きっとお役に立てる情報もあると思いますので是非参考にしてください。
塗料はメーカーが定めた塗料の量(塗布量)を守って塗装する必要があります。塗布量を守らないと、塗料が持つ性能を発揮することができず、施工不良につながってしまいます。そのため塗布量をお客様ご自身でも把握しておくことも重要になります。
塗布量ってなに?
塗布量とは、塗装する塗料の量のことです。塗布量は各メーカーが規定していて、塗料ごとにカタログやHPなどに記載してあります。
塗布量を守らないと外壁の塗膜が十分な厚みにならないため塗料の性能を発揮することができません。
塗布量を守らないと耐久力が低くなったり、ひび割れや剥がれなどが早く起きてしまうことがあります。そのため塗布量を守ることが重要になってきます。
塗布量の計算・塗装面積の計算の仕方
塗布量を計算するにはまず、塗装する面積を計算しなければなりません。塗装面積を出す方法は2つあります。
①実際の建物を計測する
外壁の面積を測り、そこから窓の面積を引いて塗装する面積を計算します。
②図面から計算する
三角スケールを使用して正確な塗装する面積を計算します。
図面がないお家の場合は①で塗装面積を計算することになります。
必要な塗料の量の計算方法
1㎡当たりに使用する塗布量が最低0.13kgで、塗装面積が150㎡の場合には以下の計算方法で計算することができます。
0.13kg(塗布量)×150㎡(塗装面積)=19.5kg(必要な塗料の量)
必要な缶の量の計算方法
1㎡当たりの使用量が0.13kg、容量が15kgの塗料で150㎡の外壁を塗装する場合必要な缶の量の計算方法です。
19.5kg(必要な塗料の量)÷15kg(塗料の容量)=1.3缶(必要な缶の量)
上記の計算で1.3缶の塗料が必要となることがわかります。
手抜き工事をさせない為には、塗装する面積を計算して、正確な塗料の数量を出してもらい、塗装後には使用後の空になった塗料缶を確認することが重要になります。
使用量に幅がある理由
カタログなどを確認すると0.13~0.20kg/㎡などと必ず幅を持たせて塗布量が決められています。
なぜ使用量に幅を持たせているかというと、塗装する外壁の材質や表面の凹凸の有無や深さ、また劣化状況等によって塗膜を適切な厚みにするために必要な塗料の量が変わってくるからです。
塗装面の劣化の激しい場合、塗料を通常より多く吸い込んでしまうので多くの塗料が必要となります。
使用量を守らない施工業者にご注意を
塗料には水性塗料と油性塗料があり、水性塗料は水で薄めて、油性塗料は塗料用シンナーで薄めて使います。
薄める作業は現場で職人さんが行うため、どうしても職人さんに左右されます。
また、塗料の決められた膜厚や塗装回数をきっちり守るのも職人さん次第で、それをしっかり管理する会社の管理体制が必要となってきます。
外壁塗装を行う業者の中には、施工現場を見るだけでは塗布量を守っているか確認することが難しいため、使用量を守らず薄めて使用するような悪徳業者もいます。
そういった被害を防ぐためにも、必要な塗布量を把握することが大事になってきます。
モレナシホームでは、外壁塗装をする前に搬入した塗料缶の写真、塗装後に空になった塗料缶と残りの残量の写真をお客様に提示させていただいています。
お客様に写真を見せてお伝えすることで、事前にお伝えしていた塗料缶に量に間違いがないことを提示させていただきます。
ご安心くださいませ。少しでもご不安点がございましたら、ご連絡をお願いします。