あま市でFRP防水工事をするなら?施工単価や費用、耐用年数など解説
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FRP防水って、どんなもの?費用は?ウレタン防水とどう違うの?そんな疑問を解決!この記事では、FRP防水の基本から、メリット・デメリット、適応ケース、施工価格、他防水との比較、DIYの可否、メンテナンス方法まで徹底解説します。
高い防水性と耐久性を誇るFRP防水で、大切な住宅を雨漏りから守りませんか?信頼できる業者選びのポイントも伝授。複数見積もりで賢く選び、安心の防水工事を実現しましょう!
FRP防水とはどのようなものか
Fiber Reinforced Plasticsの頭文字をとったものがFRPです。
FRP防水とは、繊維強化プラスチックを用いた防水工法です。
FRP防水は、液状のポリエステル樹脂に硬化剤を加えて硬化させ、ガラス繊維などの補強材と一体化させて防水層を形成します。これにより、軽量かつ強靭な防水層を実現できます。
これらの特徴から、ベランダや屋上など様々な場所で使用されています。特に、複雑な形状の場所や、人が頻繁に歩行する場所に適しています。
FRP防水のメリットとデメリット
FRP防水は、住宅の屋上やベランダなどで広く用いられる防水工法です。その魅力は、優れた防水性と耐久性にありますが、一方で注意すべき点も存在します。FRP防水のメリットとデメリットについて解説していきます。
FRP防水のメリット
FRP防水
・高い防水性
・耐衝撃性の強さ
・短い施工期間
上記の3点が大きな利点です。これらの特性が組み合わさることで、建物を長期間にわたって水から守り、メンテナンスの手間を軽減します。それぞれの利点について詳しく解説していきます。
高い防水性
高い防水性を持つ点がFRP防水の大きな利点です。
FRP防水は、液状の不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を加えて硬化させるため、継ぎ目のないシームレスな防水層を形成できます。これにより、水の浸入経路を遮断し、高い防水性を実現します。
FRP防水は、その特性から屋上やベランダ、プールや水槽、船舶などでの防水工事としてもよく使用されています。継ぎ目がないため、雨漏りのリスクを大幅に低減し、建物を長期間保護します。
耐衝撃性が強い
FRP防水の利点として、耐衝撃性が強いことが挙げられます。
FRP(繊維強化プラスチック)は、ガラス繊維などの強化材をプラスチックに含ませることで、非常に高い強度と耐久性を実現しています。そのため、外部からの衝撃に強く、建物を保護する役割を果たします。
FRP防水を施した箇所は、人が歩いたり物を置いたりする場所や車両の走行でも耐えることができます。
施工期間が短い
FRP防水の利点の一つとして、施工期間が短い点が挙げられます。
FRP防水は、他の防水工法と比較して、硬化時間が非常に短いという特徴があります。そのため、工期を大幅に短縮することが可能です。
また、1㎡あたり3~5㎏程度と軽量なので、扱いやすく施工しやすいです。
これらの要因により、FRP防水は迅速な施工を実現し、結果として工期を短縮することができます。短い工期は、工事に関わるコスト削減にもつながります。
FRP防水のデメリット
FRP防水は優れた防水性を持つ一方で、欠点も存在します。
・費用がかかる
・施工できない箇所がある
上記の2点が欠点として挙げられます。
FRP防水の費用
FRP防水は、他の防水工法と比較して初期費用が高くなる傾向があります。しかし、その耐久性と耐用年数を考慮すると、長期的に見てコストパフォーマンスに優れていると言えます。
これらの要因によって費用は変動しますが、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することで、適正な価格でFRP防水を施工することが可能です。初期費用はかかりますが、その後のメンテナンス費用を抑えることができるため、総合的に判断することが重要です。
施工できない箇所がある
FRP防水は、施工場所や環境にいくつかの制約があります。
FRP防水は、伸縮性が低いという性質を持っているため施工が難しい場合があります。
歪みが生じやすい箇所への施工はできないです。
例えば、気温が低いと硬化不良を起こしやすく、湿度が高いと密着性が低下する可能性があります。また、溶剤を使用するため、屋内など換気が十分でない場所では施工が困難です。
下地が濡れていたり、汚れが付着している場合も、FRP防水の効果を十分に発揮できません。さらに、施工時に発生する臭気が問題となる場合もあります。
これらの制約を理解した上で、FRP防水の施工を検討することが重要になります。
FRP防水の適応ケース
FRP防水が適しているのは、ベランダや屋上など、比較的歩行頻度が高く、ある程度の強度が必要な場所です。
FRP防水は、軽量かつ強靭で、耐水性・耐候性に優れているため、様々な場所で使用されています。
<FRP防水が適応するケース>
- 耐久性と防水性の高さを重視している
- 工期をできるだけ短くしたい
- 費用が少し高くなっても大丈夫
費用が多少かかっても、耐久性と防水性を重視して工事を行いたいという方はFRP防水がおすすめです。
FRP防水の施工価格
FRP防水の施工価格は、1㎡あたり4000~7500円前後が目安です。
一般的には、ウレタン防水は1㎡あたり3000~7000円程度なので比較してやや高額になる傾向があります。
他の防水方法と比較(ウレタン防水・シート防水・アスファルト防水)
FRP防水は、ウレタン防水、シート防水、アスファルト防水といった他の防水方法があります。
比較して検討してみましょう。
FRP防水 | ウレタン防水 | シート防水 | アスファルト防水 | |
---|---|---|---|---|
施工単価(/㎡) | 4,000~7,500円前後 | 3,000~7,000円程度 | 3,000~7,500円程度 | 3,000~8,000円程度 |
耐用年数 | 10~25年ほど | 8~13年ほど | 10~15年ほど | 15~25年ほど |
メリット | ・防水性が高い ・ 衝撃に強い ・ 工期が短い | ・耐久性が高い ・耐摩耗性に優れている | ・どんな下地にも基本的に施工可能 ・工期が短い | ・耐久性が高い ・耐用年数が長い |
デメリット | ・費用がかかる ・施工できない箇所がある | ・職人の腕によって仕上がりに差が出る ・工期が長め | ・施工箇所に限りがある | ・重量があるため建物への負担を考える必要がある |
これらの防水方法との比較を通して、どの工法が自宅の施工箇所に適しているかを確認しましょう。
ウレタン防水
ウレタン防水は液状のウレタン樹脂を塗布して防水層を形成するため、複雑な形状の場所にも対応できます。
耐久性が高く、摩耗性にも優れているので屋上やバルコニーなどの防水工事に向いています。
<ウレタン防水のメリット>
- 施工の自由度が高い
- 比較的安価である
- 部分補修が容易
ウレタン防水は、その柔軟性から建物の動きに追従しやすく、ひび割れが起こりにくいという利点があります。
継ぎ目のない防水層となるため高い防水性を誇ります。
ただし、施工は職人の手作業になるため、工期が長くなりやすいのと職人の腕によって仕上がりに差が出てしまう場合があります。
シート防水
シート防水は、主に塩化ビニルシートやゴムシートを使用し、下地に接着または機械的に固定する工法です。
ウレタン防水のような塗膜防水と比較すると、均一な品質を確保しやすいのが特徴です。
<シート防水のメリット・デメリット>
- 安定した品質
- 優れた耐久性
- 下地を選ばない
- 複雑な形状に不向き
- 施工に技術が必要
シート防水は、工場で生産されたシートを使用するため、品質が安定しており、耐久性にも優れています。
しかし、複雑な形状の場所には不向きであり、施工には一定の技術が必要です。
アスファルト防水
アスファルト防水は、主に熱工法と改質アスファルトシート防水の2種類があります。熱工法は、溶融したアスファルトを塗布して積層していくため、独特の臭いが発生し、施工時の安全性に注意が必要です。
改質アスファルトシート防水は、シート状のアスファルトを貼り付けるため、熱工法に比べて臭いが少なく、施工も比較的容易です。
<アスファルト防水のメリット・デメリット>
- 他の防水工法よりも耐用年数が最も長い
- 耐久力が高い
- 臭いが発生する
- 重量がある
- 施工に技術がいる
何層にも重量のあるアスファルトを施工するため、重さによる建物への負担を考慮しなければなりません。
施工できる箇所が限られる場合もあります。
FRP防水の施工手順
FRP防水は、
下地処理→プライマー塗布→FRPシートを敷く→樹脂を塗布して硬化させる→トップコート塗布
という手順で行われます。
各工程を丁寧に行うことで、耐久性の高い防水層を形成できます。特に、下地処理は防水層の密着性を高める上で不可欠です。
これらの工程をしっかりと行うことで、FRP防水の性能を最大限に引き出すことが可能です。
FRP防水はDIYできる?
DIYでFRP防水を行うことは、専門知識と技術が必要なため、基本的にDIYでの施工はやめてください。
FRP防水は、専門的な知識や技術、そして専用の道具を必要とするため、DIYで行うにはハードルが高いです。
そのためFRP防水は専門業者に依頼するのが賢明です。
専門業者は適切な知識と経験を持っており、高品質な施工を提供してくれます。
DIYに挑戦するよりも、結果的に費用対効果が高くなる可能性もあります。
定期的なトップコート塗布とメンテナンスが必要なFRP防水
定期的なトップコートの塗布はFRP防水の寿命を延ばすために不可欠です。
FRP防水は、紫外線や雨風にさらされることで徐々に劣化します。トップコートは、FRP防水層を保護する役割を果たし、劣化を遅らせる効果があります。
トップコートの塗り替え時期は、使用環境やトップコートの種類によって異なりますが、一般的には3~5年が目安です。
定期的なメンテナンスを怠ると、FRP防水層のひび割れや剥がれにつながり、雨漏りの原因となる可能性があります。定期的なトップコートの塗布と適切なメンテナンスで、FRP防水の効果を最大限に引き出しましょう。
その他のFRP防水メンテナンス方法
雑草の早期除去と排水溝の定期清掃は、FRP防水のメンテナンスにおいて重要です。
雑草の早期除去
雑草の早期除去は、FRP防水のメンテナンスにおいて非常に重要です。
雑草は放置すると、FRP防水層の劣化を早める原因となるため、早期の除去が不可欠です。
雑草は根を張り、その根が防水層を突き破る可能性があります。また、雑草が繁茂することで湿気がこもりやすくなり、カビや藻が発生しやすくなるなど、様々な悪影響を及ぼします。
排水溝の定期清掃
排水溝の定期清掃は、FRP防水の寿命を延ばす上で非常に重要です。
排水溝は、雨水やゴミなどが溜まりやすく、放置するとFRP防水層の劣化を早める原因となります。
定期的に掃除をして排水機能を維持するようにしましょう。
台風の後はゴミや落ち葉などが排水溝に溜まりやすいため、掃除を行うようにしましょう。
FRP防水工事の成功のために
FRP防水工事を成功させるには、3つのポイントが重要です。
①複数の見積りを比較をする
②専門業者の選定
③信頼の高い業者を選ぶ
①複数見積もりの比較
複数見積もりを比較検討することは、FRP防水工事を成功させる上で非常に重要です。
なぜなら、複数の業者から見積もりを取ることで、相場を把握し、不当に高い価格を提示する業者を避けることができるからです。
価格が高すぎる業者には依頼しにくいですが、同様に、費用があまりにも安すぎる場合も注意が必要です。
工事費用が極端に安いということは、手抜き工事を行う業者の可能性があります。
見積価格が費用相場よりもかなり低い場合にもしっかりした工事をしてもらえるのか見極めましょう。
②専門業者の選定
FRP防水工事を成功させるには、専門業者の選定が非常に重要です。
FRP防水は専門的な知識と技術を要する工事であり、不適切な業者に依頼すると、施工不良による雨漏りや早期劣化のリスクが高まるからです。
そのため、防水工事に関する資格を持つ業者へ依頼するようにしましょう。
FRP防水を行う場合は防水施工技能士という資格を持つ業者へ依頼すると安心です。
③信頼性の高い業者の選択
業者選びで失敗すると、施工不良による雨漏りや、不必要な追加費用が発生するリスクが高まります。
対応が丁寧で工事内容についての説明をしっかりとしてくれる業者を選ぶようにしましょう。
信頼できる業者であれば、丁寧な説明と適切な施工で、長期にわたって安心できるFRP防水工事を実現してくれるでしょう。
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